養育費を決めて支払っていても、何かの事件をきっかけに急に支払いを停止されるケースをよく見かけます。
事情はさまざまですが、支払い停止や減額をする場合には、手続きとしての順を踏まなければ、かえって窮地に追い込まれることにもなりかねません。
●注意ポイント
養育費の定めが次のいずれかを確認すること
@ 公正証書や調停・審判等の執行力があるもの
A 口約束や離婚協議書・合意書等の私的な合意で執行力のないもの
@の場合には、強制執行できる書類となりますので、急な支払い停止や減額は止めて、きちんと書類を作り直しましょう。
既存の定めを変更するか、既存の定めを取り消して新たに決めるか、のいずれかで対応することになります。