■ケース1:妻の実家依存(母との密着)
■ケース2:不動産購入
■ケース3:出産後
■ケース4:不妊治療
【ケース1:妻の実家依存(母との密着)】
1.妻実家近くで生活している
2.妻母が、夫婦関係のことに何かと口出しをしてくる
3.妻は自分の考えがなく、妻母の言いなりのようだ
4.妻は実家に入り浸りで、夕食も実家でとることが多い
5.夫婦喧嘩の際には、妻実家が妻を囲ってしまい、妻と話し合うこともできない
コメント:結婚した際、妻が望むからと安易に妻実家近くに住居を構えることは避けたほうがよいと思います。
妻は実家が近くにあると、いつまでも娘のままで、妻にはなってくれません。
娘のままでいたほうが、楽ですから。
【ケース2:不動産購入】
夫婦関係の改善を願って不動産を購入するのか、不動産購入後に夫婦関係が悪化するのか、どちらが先か不明だが、不動産購入後1年程度で離婚となり、資産価値以上の負債を抱えた不動産の処分に悩む。
コメント:夫婦関係は、不動産を購入したからといって、好転するわけではありません。夫婦関係の改善は、話し合いで解決を!
【ケース3:出産後】
1.妻にしてみれば、かわいい赤ちゃんを見つめている神聖な時間が、一日の大半を占めている状況にあり、夫が汚らわしく見えてしまい、夫をキライになってしまう。
しかし、これは、一時的なものであり、長くは続かない。
2.上記の状態の際に、喧嘩をして妻が実家に帰ってしまうと、夫婦関係の回復が難しくなってしまい、そのまま離婚ということもある。(妻の実家が孫かわいさのあまり、返してくれない場合もある。)
コメント:人間も動物も出産後は特別な精神状態になります。
この時期は通常の精神状態ではないので、喧嘩を吹っかけられても、その土俵に乗っかって言い争いをしてはいけません。
妻は、赤ちゃんと比較して夫の顔が大きすぎることや、赤ちゃんと比較して夫がちっとも可愛くないこという当たり前のことに、次第に気づいていきます。
それまで、我慢しましょう。
時期を待てず、喧嘩をしてしまうと、妻は赤ちゃんを連れて実家に帰ってしまうかもしれません。
【ケース4:不妊治療】
1.妻と夫の意識の落差
妻は不妊治療にのめり込み、夫が協力して当たり前という感覚になる。
夫は、熱くなる妻・高額な治療費・子作りのみのセックスもしくは精子採集に、次第に妻に対する愛情を失っていく。
少しずつのすれ違いが、次第に大きな溝となる。
2.精子提供者
妻は、夫が協力的でないと感じると、夫を愛する配偶者として扱うことを忘れ、精子提供者として扱い始める。
夫は、精子提供者として扱われることに、強いショックを覚え、妻に対する信頼感を無くしてしまう。
3.子に恵まれても…
結果として、子どもに恵まれても、破綻してしまった夫婦関係を修復できず、離婚に至るケースが多々ある。
コメント:不妊治療を行う妻は、切羽詰った状態にあります。
温度差を感じたら、即話し合いをしましょう。あっという間に、不妊治療に対する意識の差が広がります。
元記事/2006.08.02 Wednesday/ 阿部マリ