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男性の離婚を女性の視点で支援


夫婦関係の終わらせ方、夫婦関係の修復など復縁や離婚回避の方法は、人によりさまざまです。

紛争として考える場合には、弁護士に依頼して裁判所で離婚の決着をつけます。
夫婦関係の修復や機能回復を目指したい、又は家族としての情を持ちながらも離婚を成立させたいという場合には、さまざまなアプローチでソフトランディングしていきます。

阿部オフィスでは、法律と心情2つの側面から最適な方法を提案・支援しています。

離婚問題というのは、感情8割・法律2割であり、男性には理解しがたい女性の感情面を考慮したアドバイスが好評です。
阿部オフィスのスタッフも女性であることから、女性のネットワークを活かし、既婚女性の結婚生活や離婚についての考え方等の心情面でのアンケート調査を行い相談業務に役立てています。
これら阿部オフィスの女性の視点からのアドバイスをお役立て下さい。

コンサルティング


一口に離婚といっても、そこに至る事情は千差万別です。
ご自身の法律上の権利と義務を知っておくことは、とても重要なことです。

法律は、法律を知っている人を守ります。

じっくり話しを聞くことにより、事実関係の整理及び権利と義務を確認して、対処すべき問題や課題をみつけ、その具体的解決方法の提示や精神的なケアも対応しています。
また、モラハラや境界性人格障害の離婚相談に実績があります。

離婚の包括的サポート


離婚に関する法的なことや,実務的なこと、手続きの流れやどのような資料が必要なのかを踏まえて、解決のための選択肢とそれらにかかるコストなどの情報提供、他士業との連携等、 最適な方法をコーディネートします。
多様な案件に関わってきた経験から、個別具体的な解決方法を提供しており、弁護士等、他の専門家とも連携し、離婚を包括的にサポートします。

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男の離婚相談のお客様の声


妻からの暴言に耐えかねて離婚をした経験談(46歳男性) 【お客様の声

付き合い始めて少し気が強い程度に感じていたのですが、同居し結婚してからは徐々に本質が見え始め、自分が正しいと思ったことや意に反したら何時間でも、納得いかなければ朝までも気が済むまで責め続けるタイプでした。

付き合いや接待の飲みも禁じられ、自分の趣味や自由な時間が少しずつ無くなっていき、最後は自分個人というものが見えなくなる程の支配的な性格だったのだと思い返します。

心療内科の薬で自分をごまかし続けていましたが、最期は自分自身を消し去るか、それとも逃げるかの二択しか頭の中には残っていませんでした。

逃げる選択を取ってから阿部先生のもとを訪れ、もうこれ以上無理であることを客観的な意見からも理解しました。

今は阿部先生に感謝しつつも、少しずつ感じていた違和感に見て見ぬふりをし続けた自分に後悔と反省が残ります。それでも今は徐々に自分自身を取り戻しながら、日常の生活を送っています。



頻繁に自殺企画をする境界性人格障害の妻との協議離婚(30歳男性)の経験談 【お客様の声

1.お客様の声
結婚してすぐ、妻の母と妻がもめると、わめき散らしたり、食器を投げたり、壁と叩いたり、さらにはマンションから飛び降りようとしたり、リストカットをしたりと妻の行動が乱れていきました。

精神科への入院も数回繰り返し、良くなるどころかますます悪化していきました。

病院の先生から境界性人格障害の反応があると説明を受けました。

私は、境界性人格障害の専門書を読んだり、役所や精神科の先生に相談したりと妻とどのように接したらいいか試行錯誤しました。

一方、妻は、1日中カーテンを閉め切ったままで薄暗い部屋に引きこもり、昼夜逆転の生活になっていきました。

また、夜中に外出先で倒れて救急搬送されることも頻繁に起こり、病院の先生や救急隊員、警察官に対してもひどい口調で言い争いになることもありました。

さらに、妻の言っていることがいくら間違っていても同意しないと「夫なんだから、なんで私を責めるの、私の味方でしょ。手を取り合って助け合っていくんでしょ。」と言い寄ってきました。

妻から毎日のように怒鳴られ、他人に迷惑をかけて休まらない生活が続いてきたため、私の気持ちは疲れ果ててしまいました。


実家依存・自己愛の強い妻との離婚(35歳・男性)の経験談 【お客様の声

1.お客様の声

■婚姻破綻の経緯

妻が理想とする夫とは、常に自分の役に立ってくれ、常に自分のストレスのはけ口になって甘えさせてくれる人、である。

そして私は、妻に対して自分を犠牲にしながら婚姻生活を送っていたらしい。
思い返せば、たまには夫を労わってくれたりあるいは気遣ってくれたり、ということが全くなかった。

妻は口では、「自分は我慢したくないから、あなたにも我慢してほしくない」と言ってくれた。しかし実際に行動してみると激しく批判され、悪いのは私だと言われた。


境界性人格障害の妻との閉ざされた世界(37歳・男性)の経験談 【お客様の声

1.お客様の声

「仕事辞めて!じゃないと、私死ぬから」

脅しとも取れる元妻のセリフ。このセリフで私は仕方なく仕事を辞めることになりました。

在職中も、「体調悪いから、今すぐ帰ってきて」のメール。「すぐには無理」と返信すると、元妻は激怒。
帰宅するなり、説教が続きました。

仕事を辞めた後も。「体調悪いから起きて」と夜中に起こされ、家事はすべて私一人が行い、他人ともめ事があると、すべて責任をなすりつけられました。

経済的に苦しい状況が続いても、元妻は「お金は親からもらえばいい」と信じて疑わず、その交渉も私自身がおこない、毎回心苦しい気持ちでした。

元妻に強く言われて、私自身も心療内科に通いました。
「うつ状態」と診断されましたが、元妻は「そんな事言う医者がおかしい」と反論。

それでも、元妻の病状を何とかしようと、訪問看護を頼むもトラブルを起こし、やむなく中止。保健所に相談しても思うような成果が得られず、医療保護入院をさせてもうまくいきませんでした。

同居中、離婚の話が出ても、元妻は離婚を拒否。
実家に戻る事も入院する事も拒否し続けました。



モラハラ離婚(42歳・男性)の経験談 【お客様の声

1.お客様の声
たとえ自分に非が無い場合でも、結婚生活が破城すると社会的地位を脅かされたり、多額の慰謝料を取られるのではなど考え、できる限りその場を切り抜けようと思う人ほど、悩んでいるのではと考えます。自分もその1人でした。

人生を一緒に過ごすとして、どこまで自分を妥協して相手と生きていけるのかを考えたとき、その限度を超えたことが、相談をしたきっかけです。

結果的には自らが調停という決断をすることで、周りからは自分自身を応援する方々も多数あらわれて、それまでの不安に苛まれていた自分からは想像できないほど前向きな環境になりました。

相談から3年以上経ち、ようやく調停を経て離婚を成立しましたが、感情が特にあるわけでもなく、前妻の哀れな対応を目の当たりにしてきたことによる、自分自身の今までの費やした時間とお金にただただ空虚な感覚が広がったのが事実です。

ただし、すべてをリセットし、自分らしく人生を歩き出すためには無駄な時間とお金ではなかったと感じます。


夫の不倫を乗り越えて離婚を決意した女性(32才・女性)の経験談 【お客様の声

1.お客様の声
私この前もお話しましたが、すごく1000%恐怖に包まれていたんです。

愛して信じて守ってきた形を全て失う決断が全然できなかったんです。
そんな勇気もなかったし、そんな覚悟もなかったんです。

初めての結婚・出産・子育て・家庭を壊すべきではない、自分の理想とする家庭を築く努力を放棄してはいけないという、先入観というか『〜してはいけない』『〜であるべきだ』という概念とすごく葛藤していたんです。


別居22年の形骸化した夫婦の離婚・18年間の子どもとの引き離し(63歳男性)の経験談 【お客様の声

1.お客様の声(内縁女性からみた本件離婚)

 私は、「家族」とはいえない、戸籍上だけの「家族」をみてきました。

20年以上、直接の会話がない。同居どころか、電話をすることもない。

コミュニケーションというのは、余った年賀状に書かれた「保険証を送ってほしい」等の最低限の連絡か、ノートの切れ端に書きなぐった送金額の増額を要求する手紙だけでした。


身体的暴力(DV)と精神的暴力(モラハラ)の支配から離婚へ(51歳・男性)の経験談 【お客様の声

1.お客様の声
結婚直後より、「夫は妻の言いなりになり、我慢するもの。その上に幸せな家庭が気づかれるのだ」と、元妻にマインドコントロールされていました。

私に少しでも意に添わないことがあると、元妻は激怒し、罵倒、時に暴力を繰り返し、それでも私は我慢しなければならないものだと思い込んでいました。

元妻と生活を共にし続けることが非常に苦痛であることは感じていたものの、それを変えることもできず自分を押し殺す日々が続いていました。


面会拒否と離婚交渉(44歳・男性)の経験談 【お客様の声

1.真面目に仕事をして家族・子供達を一に考え行動・生活をしていたにも関わらず、元妻は子供達が生まれた途端に私の両親を嫌い遠ざけ、まるで被害妄想のように私をも責め、自分・肉親中心の生活をし、子供達が生後5ヶ月の時に 突然、元義母が主導し実家に子供達を連れ去り、目の前に引っ越さなければ離婚を迫りました。


父親が4歳の子の親権者となった経験談(37歳男性)の経験談 【お客様の声

1.私ども夫婦は一度離婚しております。離婚の際、2人の子供の親権者は妻でした。

離婚後、妻は独身時代に作った借金が返済しきれず、生活難に陥り、再度私と結婚することになりました。

再婚半年後、長男をめぐってのいざこざがあり、私の出張中、妻が2人の子供を連れ去り、家出を強行しました。

当時、長女が4歳、長男が1歳10か月です。

たまたま、妻と話す機会があったので、仲直りをすることを前提に長女が私の所に戻ってきました。

しかし、その後も妻との距離が開くばかりであり、監護者指定審判・離婚調停・離婚裁判と約2年に渡る争いの幕開けとなりました。

2.私は監護者指定審判を本人起訴で争い、最終的に高裁で私が監護者という確定が出ました。離婚裁判からは弁護士をたてて長女の親権を守り切りました。

私が行ってきたことが誰しもあてはまるとは限りませんが、今後同じ考えを持って争いに立ち向かおうとする方々の参考になればと願い、以下、私の経験してきたことを記します。

親権について考える

監護者指定審判

親権(監護権)の重要なポイント

離婚裁判へ

本人起訴を考えている方へ


経験談:本人起訴を考えている方へ(37歳男性)の経験談 【お客様の声

お客様の声父親が4歳の子の親権者となった経験談(37歳男性)>経験談:本人起訴を考えている方へ

※阿部オフィスに寄せられたお客様の声の経験談です。作成者は37歳男性です。

経験談:本人起訴を考えている方へ(37歳男性)

特に監護者・親権を本人起訴でとお考えの方は、想像以上の茨道であることを覚悟して下さい。

たった一人です。

「裁判官が見方してくれるはず」等の安易な考えは捨てて下さい。

これは主観的な考えです。

また、全ての判断は自分自身で出さなければなりません。

当然、敵は相手の弁護士です。
一般常識で考えると到底勝ち目は無いに等しいです。

私も当然、無知の状態でしたが、さまざまなアドバイスやこれまでの自分の人生経験をフルに生かし、以下のような争い方で結果が得られました。

すべてのケースに当てはまる訳ではありません。

最終判断を下すのは全て自分自身です。

「言うは易し、成すは難し」の通り、ここに書かれている以上の困難は必至です。
心して取り掛かって下さい。

(1)多角の考えを持つことの大切さ

 この考えを持っていれば、調停や裁判でもある程度冷静に対処できるかと思います。

裁判所でことを構えるのであれば、必ずぶち当たるのは「中立」という考え方です。

簡単な言葉に聞こえますが、これまで生きていた常識を覆される程「中立」という考え方は難しいです。

なぜならば、私もそうでしたが、日常生活において「自分の常識」にとらわれて、様々ことを判断しているからです。

調停では、話し合いが専らですが、「なんでこんなに相手の肩を持つのだろう?」というくらいイラつきがでるくらいです。

しかし、それが「中立」の考え方です。

相手にも人権はあります。

決して自分の言い分だけではありません。

ここで大切なのが、「多角の考えを持つ」でした。

「離 婚原因はアイツだ!」、「でも本当にアイツなの?」、「なぜ離婚に発展する前に問題回避できなかった?」、「自分にも原因があったのかも?」、「そういえ ばあの時、自分が怒鳴らずアイツを慰めてやれば、回避できたのか?」、「回避できなかった自分にも原因があるかも?」と問題に一度真面目に取り組んでみて 下さい。

実際、難しいと思いますし、世の中を恨みたくなる気持ちにさえなります。

しかし、ここを乗り越えれば、問題の本質が必ず見えます。

充分に多角の考えが出来ているからです。

本質が見えれば、調停や裁判において、きちんと紛争の本質の説明や主張をするだけですし、紳士的な対応が自然にとれるようになってきます。

また、調停や裁判等で相手の作戦に引っかかることも少なくなるでしょう。

相手は、挑発や脅しめいたことを色々と吹っかけてきます。

それらを単純に相手していては、相手の思う壺ですし、相手はそこを狙っています。

しかし、多角の考えができれば、相手の立場となり、相手が何をしたいかを見極めることがある程度可能であり、それらに冷静に対処できます。

必ず「多角の考え」を持ち、広い見解で事に当たって下さい。

 これができないと紛争は激化の一途ですし、当然言い争っていると親権への影響も大きいです。

言い争いは客観的に見てもウィークポイントです。

電車の中でのつまらない言い争いと同じで、周囲からみると言い争いは不快な光景でしかなく、離婚紛争でも同様です。

「夫婦喧嘩は犬も食わぬ」とは多角の考えの一例に私は思えます。

(2)相当の負担が圧し掛かる

まずは、書面作りに相当の時間を費やすることになります。

実際争いが始まると、ほとんどを費やすることになると思います。

書面作成の為、PCは必須ですし、ブラインドタッチが出来ない方やマクロソフトのワードが使えない方はかなり苦労します。

仕事をしている人には寝る間が殆どなくなると思います。

今まで私が書いた書面は、ボツになったものを合わせるとA4用紙300〜400ページくらいになります。

通勤の電車では何度も何度も本文を読み返しては修正するという日々が続きました。

また、裁判所の手続きは全て自分です。

何一つ知らなかった私は、監護者指定審判等の申立書を裁判所で事務官の方から指導を受けながら、6時間掛けて書き上げました。

相手の弁護士との連絡も取らなければなりません。

無駄な時間は何一つありません。

ストレスがたまるだけでなく、疲労が抜けない日々が年単位で続くことを覚悟して下さい。

また、このような生活をしていると会社での勤務状況に大きく影響します。

私の場合、勤務先が私に相当な配慮をしてもらえたので、幸いだったのかもしれません。

この段階で、少しでも「自分には無理だ」と思うようであれば、本人起訴をお勧めしません。

(3)相手が弁護士であれば当然なめられている

 相手に弁護士が付いているのであれば、相手の弁護士に当然なめられます。

私もそうでした。非常に腹立たしいことも言ってきます。

しかし、ネガティブに考えても先には進みません。

この状況を逆の発想すると相手弁護士は素人相手と思い、油断をしているということも考えられます。

ですので、相手の弁護士の挑発や脅しにはあっさりのらず、冷静にかつ分からないことはその場で判断しないことです。

「なめられている」という状況を利用し、水面下で着実に歩みを進め、自身の足場を固めて下さい。

私の場合、相手の弁護士から散々なめられていました。

その弁護士の口癖は「裁判する」との脅かしでした。

私は、審判段階で確実に足場を固めました。

審判結果がでるころには、私には「ブレない主張と確たる証拠」が確立し、それは相手の弁護士の主張を一切寄せ付けないものとなりました。

今となっては、私が相手の弁護士に「裁判する」と言えるようになりました。

(4)相手とのやりとりは全て文章で行い、必ず履歴をとる

 私は相手の弁護士と電子メールでやりとりを行いました。

そうした理由は、相手の弁護士が所謂「言った、言わない」をやる少々面倒な方だったからです。

本人起訴の場合、法廷の中に味方は誰一人居ません。

味方してくれるものは、証拠や履歴です。

電子メールのみならず、様々な場面での証拠取り、事実を形に残して下さい。

私は相手の弁護士のやり取りを全て電子メールにしていたので、先に記した通り相手の弁護士の「言った、言わない」に対しては「電子メールの証拠」を提出し、嘘を証明しました。

(5)議事録は必ず取ること

 審判・裁判では、必ず議事録や簡易メモを取ってください。

私は、議事を作り、都度、次回の「傾向と対策」を立てました。

発言だけでなく、裁判官や相手、相手弁護士等の法廷内の人の表情にまで目を配ってください。

(6)可能であれば裁判経験を

 今後、争いを展開する中、審判・裁判に直面される方もいらっしゃると思います。

特に本人で対応される方は、裁判の傍聴をするなど一度、「場馴れ」をすることを強く推奨します。

女性が相手であれば間違いなく弁護士がついており、発言は場馴れしたプロが相手です。
テレビで観かけるような進行ではありません。

審判・裁判は書面を基にした真実の追及の場です。

「事の成り行き」を知らなければ、精神的負担が相当大きいですし、予想通りに事を運べません。

私は、場馴れするためのタイミングがたまたまよく、勤務先の裁判に証人として地裁に出廷することができ、証人尋問を経験してから、自分の離婚裁判に臨みました。

裁判での証人尋問は離婚だろうがなんであろうが変わらず、きっちり、主尋問・反対尋問の30分ずつ計1時間、事件についてご自身で証言しなければなりません。

(7)争い中の相手の対応

 相手と直接連絡はとらないほうが望ましいです。

代理人が仲介しているのであれば、必ず代理人に連絡して下さい。

直接会うなどは論外です。

特に親権争いをしている男性は要注意です。

なぜならば警察のご厄介になる可能性が高いからです。

理由は、裁判をやらなくとも裁判の相手が警察に逮捕されるほうが、楽だからであり、警察の厄介になるのは女性よりも男性のほうが確率は高いからです。

裁判の相手が女性であれば当然、DV法の悪用や暴行の疑いを掛けてくることが大いに予想されます。

現行DV法は女性の通報だけで警察は動きますし、暴行は故意に女性が怪我し「離婚裁判中の夫に殺されそうになった」と警察に駆け込めば、男性はほぼ留置所行きです。

そうなってしまうと親権などと言っている場合ではありません。

この段階で「暴力夫」の証拠が完成してしまい、親権どころか慰謝料の請求がほぼ確定してしまいます。

争い中は決して「今までのあなた」などと甘い考えは捨て、「他人」と考えて下さい。

私の場合、長女の監護者が確定した頃くらいから、妻からの逆恨みを恐れ、外出時は防刃チョッキを着ていました。


経験談:離婚裁判へ(37歳男性) 【お客様の声

お客様の声父親が4歳の子の親権者となった経験談(37歳男性)>経験談:離婚裁判へ
※阿部オフィスに寄せられたお客様の声の経験談です。作成者は37歳男性です。

経験談:離婚裁判へ(37歳男性)

1.離婚裁判へ

 離婚裁判は調停前置主義であるため、離婚調停が不調に終わることが前提です。

私の場合は監護者指定審判と同時進行で離婚調停が行われており、審判が終了したと同時に調停も不調に終わりました。

即時抗告の決定文が送達される直前に離婚裁判の訴状が私の自宅に届きました。

私の事案では、元妻は監護者指定審判時点で離婚ネタを引き合いに出してきており、離婚問題においての裁判所の見解は審判文にもすでに記載されており、紛争終結への筋道が見えておりました。

そのような中での元妻から起訴でしたので、それほど焦ることもなく、今後は弁護士を立てるか否かを考えました。

結局、裁判から弁護士を立てることにしました。

裁判では尋問等の場面において、本人対応が難しいというのがあったからです。

 余談ですが、監護者指定審判と離婚調停を同時進行でやるかどうかは裁判官(審判官)が判断すると思います。私の場合、審判・調停とも同じ裁判官でした。

2.離婚裁判

 本当の裁判です。

場所は家庭裁判所とは言えど、地方裁判所と同じ法廷であり、家裁と地裁は同じ位置づけです。

第三者の傍聴が可能であり、公開裁判です。当然、裁判所前の公示版には当事者の氏名が載ります。

席位置は証人席が真ん中にあり、左側には原告席、右側には被告席、正面に書記官席、書記官席より1段上がり裁判官席、証人席の後ろには膝丈の仕切りがあり、傍聴席があります。

法廷の扉は3か所あり、原告用、被告用、裁判官用があります。

裁判時間の5分前に出席表に名前を記載し、傍聴席で待機します。

時間になると書記官が事件名と当事者の名前を読み上げるので、その後おのおのの席に着座します。

そして口頭弁論や尋問、判決が行われます。

私は以下のように対応し、最終的に「長女の親権者」となりました。また、離婚においても「私に有利な和解」で終結を迎えることとなりました。

3.弁護士について

 世間一般的には裁判で弁護士が付けば「鬼に金棒」のような考えをもってしまいますが、私は自分の事案でそれは大きな間違いであると考えました。

弁護士と依頼人は信頼関係とよく言いますが、まず自分がしっかりしないといけません。

弁護士は依頼人を必ず法律で依頼人を諭します。ここが依頼人と弁護士の意識のずれです。
弁護士は事件概要を深く知りません。

ケースに当てはめて結論を話すだけで、法律で云う「一切の事情」をすっ飛ばします。

例えば、男性が親権を取りたいと弁護士に話をしても「母親優先があるから無理ですよ」、「過去に判例が少ないですからね」を即口にする弁護士はNGです。

そのような弁護士は「親権争いの争点」を全く理解していない方だと私は思います。

某法律相談サイトで見かける親権への弁護士の見解は先に述べた回答をする方が本当に多いです。

最終的に判決を出すのは弁護士でなく裁判所です。

私は弁護士に対して「結果を出すのはあなたじゃない、裁判所です」と繰り返していました。

 私が自分の弁護士とどのように接したかというと、「弁護士の名前を借りた本人裁判」を意識し、弁護士には法的知識と裁判手続き以外何も求めず、全て自分で考え判断してきました。

私にとって、弁護士は名義を借りただけの存在です。

私は、「自分の成果に後悔はしたくない」という想いが強くありましたので、弁護士の諭し言葉は自分が納得しない限り聞き入れませんでした。

判断するのは最終的にはいつも自分自身です。

4.弁護士との準備書面の作成

 弁護士に委任したと言えど、実際に準備書面草案を作成したのは私本人です。

弁護士は私が作成した文章の体裁を整えて裁判所に提出するだけです。

もともと、審判段階で事件全容は記載済みであったので、大した時間は費やすることはありませんでした。

また、相手書面への反論書面も自分で草案を作成しました。

結論、私にとって、弁護士が付こうが実務の負担は、本人起訴の審判と大して変わりはないように思えました。準備書面自体は審判と全く変わりません。

しかし、事実を示す証拠を詳細にして提出する必要があります。

この作業は弁護士に任せてました。証拠が付加する分、書類の量は増えます。

5.口頭弁論について

 口頭弁論というとすぐに「異議あり」等のドラマの裁判をイメージしますが、実際はこのような光景はありません。

裁判官が事件名やその他諸々を読み上げ、提出された準備書面に不備がないか確認が行われます。

書面についての意義があるかを原告・被告の両者代理人に尋ね、あるようであれば次回期日を決め、閉廷です。

所要時間5〜10分です。

当事者は口にすることは一切ありません。

私はこの口頭弁論を一度も欠かさずに出廷しました。

なぜならば、長女の親権がかかっているからです。

親であれば当然の行動だと思いますが、元妻は口頭弁論を全欠席し、尋問の時にしか姿見せることはありませんでした。

しかし、このような行動も裁判官の心証に影響します。

弁護士に任せたからと言って、安心していると駄目です。

「仕事が忙しいから」は所詮言い訳で、この言い訳を最初に連想した方は、この後にある尋問でほぼボロが出ると思います。

「仕事が忙しい人は子供の監護はできませんね」と裁判官に言われ親権は間違いなく相手に渡るでしょう。

細かな仕草、発言も裁判官は見ています。
口頭弁論は絶対に出廷して下さい。

6.調査官調査について

 元妻の弁護士は離婚裁判においても再度調査官調査を裁判所に要請してきました。

親権であろうが監護者指定であろうが、審判の所で記載した調査内容と同じであり、調査官も同じ裁判所内の調査官です。

私、元妻に大きな環境の変化もありませんでした。

このような状況であった為、調査官調査は行われることはありませんでした。

7.尋問について
 これが、テレビドラマでいう裁判風景かもしれません。

初めての証人席に立つ人の緊張は最初からピーク状態だと思います。

尋問は準備書面と同時に提出する「陳述書」を基に行います。

陳述書とは簡単にいうと自分の言い分のようなものです。

陳述書を基に準備書面を作成するというのがセオリーなのかもしれません。

誰しも自分の言い分に証拠などありません。

自分の言い分を自分の証言によって証明するという少し分かりづらいところはありますが、要は書面の内容と証言は合致することをアピールし「裁判官の心証」を得るのが狙いです。

この尋問こそ、自分の主張にインパクトをつけ、相手の証言に矛盾点を探しだし突っ込む場です。

成果を出すには、弁護士との連携プレイが必須です。

尋問には主尋問と反対尋問の2種類があります。両方とも30分ずつ、計1時間、事件について話しっぱなしです。

当然のことながら尋問中は録音されています。

これは後に書記官が尋問議事を作成するからです。

 尋問に入る前に当事者は尋問席に立ち、「偽証罪の宣誓」をします。

台詞が記載された紙を渡され読み上げるだけですが、初めての人はこの段で緊張はピークです。

なぜならば、裁判官より「偽証罪」についての説明を受けます。

この説明でハッタリを準備していた人は動揺してしまうことと思います。

なぜならば偽証罪は科料に処せられるからです。

 主尋問とは、自分の主張の正当性を印象付ける場です。

自分が提出した準備書面及び陳述書をもとに自分の弁護士から尋問を受けます。

自分が提出した書面をよく理解していれば、きちんとした対応ができるはずです。

しかし、曖昧な事や書面内容と矛盾したことを話し出すと、その後に控えている反対尋問で相手の弁護士から相当突っ込まれます。

事前に自分の弁護士と策を練る必要があります。

私の場合は、弁護士と主尋問でのアピールポイントをあらかじめ確認しました。

特に親権が争点だったので、現状の子供の生活や成長具合、将来についてなどを詳細にアピールすることとしました。

 反対尋問とは、単純に主尋問の逆で提出書面内容や主尋問の矛盾を相手の弁護士に質問される場です。

私の場合は、そう難しいものではありませんでした。

なぜならば、私は口頭弁論段階で、自分の主張と元妻が提出した書面の矛盾を証拠にて100%に近い状態で証明し終えた状態でした。

逆に元妻の弁護士が困っていた様子です。

語り出すときりがなくなりますが、元妻の弁護士は、これまで私に対して行ってきた祖業を、私への反対尋問において、「弁護士」であることを恥じたことと思います。

とかく元妻の弁護士は事件に関係のない尋問が多く、反対尋問にも関わらず、自ら墓穴掘っているかのような行動でした。

逆に私の弁護士は、元妻の東大法学部出身の弁護士が作成した書面の矛盾を見事突っ込み、元妻は最終的に離婚起訴した原告にも関わらず「離婚理由はわかりません」とまで言わせました。100%の結果です。

8.和解と紛争終結
 これまで記載したとおり、私が争ってきた裁判は「どうしようもない内容」でした。

元妻のでっち上げ話が提起され、最終的な結論は「訴えの趣旨がなく、むしろ元妻が有責」が明らかになりました。

結論だと簡単に聞こえますが、この成果は審判時からの書面が大半を占めています。

相手を罵倒しない手法や証拠を基にした事実の証明など細かな作業の繰り返しが結果に結びつきました。

尋問を終え、結果が見えた判決を待つばかりでしたが、裁判官から和解提案がなされました。

私は、「こちらの条件をある程度受け入れるのであれば和解に応じる」と回答し、元妻はこちらの条件を受け入れ、和解にて紛争が終結しました。

裁判開始から半年というスピード終結でした。

実際のところ、裁判官は提起されていた段階で、オチを決めていたのかもしれません。

和解成立後、離婚の成立と念願の長女の親権を守り切ることができました。


経験談:親権(監護権)の重要なポイント(37歳男性) 【お客様の声

お客様の声父親が4歳の子の親権者となった経験談(37歳男性)>経験談:親権(監護権)の重要なポイント

※阿部オフィスに寄せられたお客様の声の経験談です。作成者は37歳男性です。

経験談:親権(監護権)の重要なポイント(37歳男性)

1.監護歴が大切

 私自身、元妻と同居期間中は当然、元妻が主たる監護者でした。

審判中も当然、元妻側はそれを主張して取り戻そうとしてきました。

元妻側には、母子手帳や保育園の連絡帳等、子どもの監護歴を形として表す物証があります。

紛争当初より意識していたのが「とにかく監護歴」でした。

私には監護歴を証明する物がない状態です。

しかも、長女は私の実家に預けていましたが、その実家は私の居住地から遠く650kmも離れた場所。

どのように監護歴を作るか悩みました。

1ヶ月2回、勤務先に無理を言い夜行バスを利用して実家を往復し、長女の面倒を見ました。

保育園の送り向かい、食事、お風呂、添い寝等、長女にべったり状態です。

特に保育園には気を遣いました。

家庭環境の変化、保育園の転園により、長女の生活が完全にリセットした状態に加え、元妻との紛争状態もあり、第三者の意見を聞くことは重要であり、特に保育士の話に耳を傾けることは有効な手段でした。

私が居住地に戻った時は、スカイプのライブチャットを利用して長女とのコミュニケーションを図りました。

出歩くときも小型PCを持ち歩き、いつでも長女と顔を合わせられる環境を作りました。

このような状況をコツコツと積み重ね「監護歴」を形成していきました。
無から何も始まりません。だから、今やれることを精いっぱいやるだけです。

2.子供のより良い生活環境を迅速に整える

 いち早く子供の心情を安定させる為に、環境作りは迅速に行って上げてください。

役所の手続き、保育園の入園、家庭環境等、整備しなければならないものはたくさんあります。

私の場合は偶然に近いようなものでしたが、実家に行った長女が近所の保育園に通いたいと言い出したので、即入園手続きを取りました。

紛争開始から1週間経過した頃くらいだったと思います。

元々、長女は私の実家が大好きだったので、馴染むことには時間が掛らず、保育園も手続きから2週間ほどで登園していました。

新たに長女が通いだした保育園は私も幼いころに通っており、保育士には私の同級生や私が通っていたころの保育士が居たため、馴染みが深く助かりました。

しかし、私が実家を訪れ、自分の居住地に戻る時、長女はよく泣いていました。

その負担を軽減するため、私は実家から居住地に戻るときは、会社に出勤する服装をし、「仕事に行ってくるね、また帰ってくるから。」と言い聞かせました。

それを繰り返していると子供が現状の生活に馴染み、「いってらっしゃい」とニコニコ笑いながら言うようになるほど、生活が安定しました。

3.子供の将来を壮大に語られるようなビジョンを立てる

 裁判所での争いが始まると、当然今後の子供の監護や将来について尋ねられます。

ここで自分自身が、子を育て将来どうしていくかを話さなければなりません。

特に男性は仕事をしながら育児となると難しい回答です。

私は正直に「実家の両親や兄に協力してもらいながら監護を継続する。

近場には小学校・中学校もあり、私自身が通ったので縁も深い。

子供は今の環境に馴染み、今までの生活より充実しているので、子供の環境を変更するよりも自分が子供の環境に合わせる為に、紛争終了後に転職する」等、子供を今後どう育てるかを壮大に語り調停員や裁判官の心を動かすよう働きかけました。

子供の監護をできるかできないかを決めるのは、裁判所であり、当事者ではありません。

相手のことを否定するネタを探すよりも、自分の監護に対するビジョンをいち早く確立し、即実行して下さい。

 余談ですが、私の元妻は私の悪口ばかりを言い続けた結果、裁判官より「自分のことを棚に上げて」的なことを審判文に書かれておりました。元妻には東大法学部出身の女性の弁護士が紛争当初より付いていました。

4.離婚と親権は必ず切り離して考えること

 離婚は「夫婦男女間の問題」であり、親権とは全く関係ありません。

夫婦不仲で悪口を言い合うのは勝手です。

しかし夫婦の争いで、子供を担ぎ出し、悪口を言い合うことは大きな間違いです。

なぜならば、親権とは「子の福祉」つまり「子供の主張」をさすものであり、夫婦喧嘩の口実ではありません。

ここを誤解してしまうと、特に男性であれば、ほぼ女性に親権が渡ってしまいます。

親権争いは夫婦喧嘩の場でなく、離婚後の子供の将来を考える場です。

絶対に誤解しないで下さい。

 私の事例でも、離婚と親権は個別に考えました。

私も当然人間であり、親権を求めるあまり、感情を優先してしまい、元妻のことを貶すような表現をしてしまいがちでした。

このような状況から抜け出すために行き着いたのが、親権での主張は「自分の監護状況の自慢」でした。

「自分はこんな環境を子供に準備した。子供はずっとここに居たいと言っている。」と子供の様子について詳細かつ丁寧に主張することにしました。

提出書面を読む裁判官が「この人なら安心!子供をこの環境から替えてはいけない!これが子供の主張だ!」と思わせる内容になるように、子供の細かな行動や成長、生活状況を記載するように心がけました。

また、文章にできない子供の表情については写真を添付しました。

 離婚についての主張は、事実のみを淡々と書き綴りました。

「夫婦喧嘩は犬も食わぬ」の通り、親権・監護者争いでは裁判所もあまり興味がもたないネタです。

結果論ですが、離婚に労力を費やするより、親権・監護者を重視したことが結果に結びついたと思います。

5.引き際を弁えること
 引くべきところは引くことも肝心です。

状況を見定めるには情報が必要です。

メリット・デメリットを考え、判断を出すのは難しい事とは思いますが、よく状況を見定めて下さい。

引き際をうまく利用すれば、取引の好機に変わることもあります。

子供の親権を重視するなら、「肉を切らせて、骨を断つ」のような、多少の痛手は覚悟して下さい。

引いているばかりではただの泣き寝入りですので、冷静な判断とタイミングで引き際も結果を見据え、有利に利用して下さい。

6.判例や類似情報には目を通すこと

 親権類の判例や事例を見ると、涙ぐましいものも多く、現状の自分を照らし合わせると耐えきれないと思いますが、現実から目を逸らさず、現状を把握する為に必ず過去の判例や類似情報には目を通して下さい。

私のように、ご自身で調停や審判を対応される方は必須です。

判例は試験の過去問と同じであり、争いの状況を目定める目安になります。

また、主張や判決にも過去の判例は取り入れられるので、紛争の落ちを見定めるには知っているべきだと思います。

「男性が親権」という考え方は過去の判例から考えると真向から対立する考え方ですので、親権争いは当然男性が圧倒的に不利です。

「不利からの逆転」の為の「逆転の発想」を考える上でも、これまで争った方々の体験談は私にとっては「知恵の財産」でした。

逆にやってはいけないことも掲載されています。

特にアンチな考えで争いに臨んだ方の体験談は「とってはならない行動の見本」として参考になりました。


経験談:監護者指定審判(37歳男性) 【お客様の声

お客様の声父親が4歳の子の親権者となった経験談(37歳男性)>経験談:監護者指定審判

※阿部オフィスに寄せられたお客様の声の経験談です。作成者は37歳男性です。

経験談:監護者指定審判(37歳男性)
1.審判の影響力

 審判の影響力は裁判の判決にも大きく影響を与えます。

監護者の指定が審判で確定すると、余程の事が無い限り親権もほぼ決定してしまいます。

この「余程」という言葉が曖昧な定義ですが、おそらく監護者指定を受けた者の死や犯罪をし逮捕された、監護している子供に著しい変化があった等だと私は思います。

結論、審判が下るとその後の裁判では結果を変えることは難しいということです。

審判が下ると即時抗告申立期間があり、即時抗告がなされると高等裁判所での抗告審へと移行されます。

即時抗告の結果、原審と結果に変更がなく、決定されてしまうとそれはもはや「高裁決定」となり、その後、離婚裁判する家裁は高裁と比べると下位になるため、家裁では「高裁の結果」を覆すことがほぼ不可能だからです。

離婚裁判判決の親権者選定内容を不服として上告したとしても、次に争う裁判所は高裁ですので、審判決定を出した高裁と同じ階級であるため、ここにおいても覆すことが困難です。

ですので、この審判で必ず結果を出さないといけません。

この審判で成果を出さなければ後はありません。心して取り掛かって下さい。
 
2.審判の状況

 調停を経験されている方ならご存知だと思いますが、審判を行う場所は5〜6人くらいは入れる会議室のような部屋で行われます。

ミーティングルームくらいの広さです。非公式の場です。
傍聴人は居ません。

テーブルの前に左から調査官、審判官(裁判官)、書記官が着座し、私の隣には相手方(元妻・元妻の弁護士)が着座していました。

裁判とは違い、調停のように思えますが、性質が全くことなります。

まず、発言することは全て証言とみなされ、議事が取られています。

審判官からされる審問は裁判で云う尋問にあたります。

進行は、事前に提出した準備書面と証拠に目を通した審判官から、書面に基づいた審問を受けます。

裁判とは違い、突発的に審問が申立人・相手方にされます。審問では一問一答です。

慣れていないと愚だ愚だと余計な事を話してしまい、肝心な審問への回答があやふやで終わってしまい審判官に意図が伝わりません。

特に初回の審判は緊張している状態ですので、冷静な回答はできないと思います。

ですので、【本人起訴を考えている方へ】が確実に出来ていないと、対応できません。

私の場合、審判は5回ほど行われました。

何回行うかはケースによって変わると思いますが、裁判より審判期間は圧倒的に短いと思います。

3.準備書面について

 各地方裁判所のホームページに書式がアップロードされています。

申し立てるときは、申立書に必要事項を記載し、必須書類、準備書面と証拠になるものを一緒に提出します。

恐らく、最初に提出する準備書面は事件概要や経緯等を記載する必要があるので、相当長いものになると思います。

記載する内容は事実のみであり、独自見解や主観を込めても意味がありません。

証拠や基準を指し示す「定義」が必要です。

私も随分悩まされ、書き直しを繰り返しました。

本人が書くと当然主観が入ります。
これまでの常識にとらわれていることと先入観が作成の邪魔をします。

私は作成中に煮詰まった時は、パチンコやゲームをしたりと他の事を考え、頭を切り替えました。

最初の準備書面は3週間、慣れてくると1週間くらいで作成しました。

 作成が終わると20回ほど読み返し、さらに1書面につき2〜3回ほど添削修正を繰り返して完成させ、完成したものをまた20回ほど見返し、裁判所に郵送して提出しました。

4.証拠について

 自分の主張を裏付けるための必須アイテムです。

これがない主張は、愚痴同然です。

手元にある証拠はきちんと整理し、どの事実の証明に何の証拠を充てるかを見極めなければなりません。

また証拠を提出するタイミングも重要であり、きちんと戦略を立ててから提出しないと無意味な事を立証したり、時には相手側に有利なアイテムを与えてしまうことになり兼ねません。

私の場合、準備書面内の主張に関係の無い証拠の提出を控えました。

審問内で提出を求められた場合に備え、その関連の証拠の写しを準備していました。

効果的に証拠を使えたのは、相手が嘘の主張をした時でした。

ボクシングで云う、カウンターのような効果が得られます。

相手の主張を崩すだけでなく、相手が嘘をついていることを立証できます。

相手の主張のブレを引き出すチャンスになるかもしれません。

嘘は嘘を呼びます。

証拠を有効活用し、自分が有利になる展開に導いて下さい。


5.審問について

 準備書面の作成時に何度も読み返した理由は、その後行われる審問に備えてのことです。

審判内では、準備書面に基づいた審問を受けます。

審問内容は主に、準備書面内の記載内容が審問に対する回答と合致しているかや準書書面内容の補足説明です。

審問に関しては弁護士が付いていても、ご自身で対応することになります。

この審問に曖昧な回答をすると準備書面内容に不信感を持たれます。

私の場合、準備書面を自分自身で作成していたので、審問に対してはあまり困ることはありませんでした。

6.調査官調査について

 子供の心情や環境に配慮をしなければならない理由の一つに、家裁調査官の家庭訪問調査があります。

調査は、まず当事者との面談から始まります。

1時間程度。

調査官は2名。

場所は裁判所内の調査室で行われます。

事件概要やこれまでの子供との関わりについて細かく聞かれます。

私が受けた面談は、それほど堅苦しいものではなく、むしろ調査官に引き出されるようにすらすらと質問に対して回答したような気がします。

次に子供が通っていた保育園の調査でした。

これは、後に作成される調査官報告書を見ない限り、どのような調査をしていたかはわかりません。

調査官報告書には子供の保育園での状況や親の態度等、保育士らに調査した結果が記されていました。

最後に子供の居住地での家庭訪問です。

家族全員揃っている状態での面談、子供と調査官の面談、補助監護者と調査官と面談がありました。

3時間程度。

子供との面談は、子供に相当な配慮して面談していました。

調査内容の詳細は、各事例毎の争点が異なりますので、あえて詳細は記載しません。

これらを行った後、調査官報告書が作成されます。

報告書には、家庭内の家具の配置、子供と当事者の関係、補助監護者と子供との関係が詳細に記載されていました。

子供の表情まで記載されているくらいの細かさです。

プロである調査官調査に取り繕った環境は通用しません。

先に述べた通り、いち早く子供の安定した環境と親密な関係を築く以外、この調査を乗り切る方法はありません。

この調査は、裁判所の調査であり、裁判所の見解と言っても過言ではなく、裁判所が示す証拠に値しますので、この調査で結果が出せなければ、結果が見えてしまいます。

親権や監護者指定審判では、ほぼ実施されると思いますので、争いの前段から意識しても遅くないと思います。

調査後の調査官報告書の開示請求についてですが、本人で審判を対応されている方は、担当書記官に調査官報告書の仕上がり進捗を電話で確認し、仕上がり後、自身で裁判所に出向き、調査官報告書の写しを複写しなければなりません。

書記官に相談すると方法を教示してくれます。

複写は自分で行います。

書記官に証拠複写用のコピー室に案内されます。

全面ガラス張りで、監視されています。

証拠隠滅等の防止から、このような措置がとられていると思います。

書記官立会いの下、コピーをとります。

1枚10円、有料です。

コピー部数に制限はありませんが、事前に何部必要かは申請が必要です。

ミスプリントした場合、その場にてシュレッダー処分します。

7.審判について

 書面や証拠、調査官の調査報告書が出揃い、事実関係がはっきりした頃に「審判」が下されます。

私の場合、審判内で審判官が審判内容を口頭で告げ、元妻に長女の監護者指定を取り下げるように促しましたが、元妻は審判官の方向性を否定し審判を望みました。

結果、1カ月後、裁判所より「審判文」が送られてきました。

その書面には、私が長女の監護者とはっきり記載があり審判官の発言通りでした。

「死ぬ気でやれば、やってやれないことはない」、このことを痛感しました。

紛争が始まり10ヶ月後の事でした。

8.即時抗告について

 審判が出て喜んでいるのも束の間、高等裁判所より即時抗告が元妻からなされたとの通知がありました。

審判が下され、2週間以内に抗告期間があり、抗告がなされると次は高等裁判所での争いになります。

高裁と言えど、出廷するわけではなく、抗告状についての反論を淡々と書面に記載するだけです。

書類送付先が、家裁から高裁になっただけですが、審理する裁判官は、3人増えます。

裁判長1名、裁判官2名。

審判時点で確たる主張と証拠、さらに調査官報告書という証拠がついている状態でしたので、証拠は完璧に近い状態でした。

争点は家裁の審判の是非を問うものです。

この段階で逆転は不可能に限りなく近いです。

なぜならば、証拠の一部に調査官報告書があるからです。

調査官報告書は裁判所が行った調査であるため、それを否定すること自体が不可能であるからです。

そのような状況下の中、元妻の弁護士の争点がずれた主張のみの抗告状はもろく、元妻には事態を悪化させた結果で、高裁より私が長女の監護者である「決定」が通達されました。

即時抗告がなされ、3か月後の事です。

この即時抗告の「決定文」が私の新たな「証拠」となり、アイテムに付加されました。

9.審判の終わり

 私が長女の監護者であることを高裁がはっきりと認めてくれました。

その後、元妻側は最高裁判所に抗告することもなく、私の監護者は「決定」から「確定」へと変わり、晴れて長女の監護者となりました。

長女の監護者になれたという喜びよりも、「長女の主張を貫き通した」、「裁判所に長女の意思が伝わった」ことへの喜びが大きかったかもしれません。


経験談:親権について考える(37歳男性) 【お客様の声

お客様の声父親が4歳の子の親権者となった経験談(37歳男性)>経験談:親権について考える

※阿部オフィスに寄せられたお客様の声の経験談です。作成者は37歳男性です。

経験談:親権について考える(37歳男性)

1.子供の幸せとは何かをよく理解する
 綺麗ごとのように聞こえるかもしれませんが、私自身、子どもが妻を選べばそれに従いました。
4歳の長女は私を選び、1歳9か月の長男は本能的に妻を選びました。

審判中の監護状況は、私が長女の監護、妻が長男の監護でした。

審判当初、私は2人の子供の監護者になるよう訴えておりましたが、姉弟が引き離された状態が半年以上続いた中で行われた初めての面接で、長男は私や長女の記憶を失っていました。

そのような状態の長男を私の手元で養育するというのは果たして、長男の幸せにつながるのかと考えました。

仮に裁判所の決定が長男の監護者が私になったとしても、記憶を失った長男にとっては他人の家に連れて行かれるのと同じことであり、それが長男の幸せかどうかは容易に判断できます。

この面接後、私は長男の監護者指定を取り下げました。

取り下げるには当然覚悟が必要です。
このような状況下の中での別れは一生の別れを意味します。

大切な子どもが私以上に妻を慕うのであれば、どのような状況であれ、それを無理に引き裂くことは子供の為ではないと私は判断し決断しました。

 余談ですが、自分のメンツや相手への嫌がらせで親権や監護者を要求するのであれば、時間とお金の浪費です。
この段階で止めたほうがいいですし、その後の離婚調停や裁判でも悪い印象に傾く結果になると思います。

2.強い心で臨む
 子供のために争うことを覚悟できれば、強い心を持って臨んでください。
辛くなったときは、泣いている子供の顔を想像してください。強さが復活します。

私はそうやって、自分を奮い立たせ、強い心をキープしました。

この紛争で誰が一番辛いかと言えば、当然子供です。

辛いからと言って周りに励まされて勇気付けられるような甘い考えでは先が持ちません。
最終的に子供を守ってやれるのは真の親しかいません。


3.現状の子供の心情を最優先する
 両親が紛争している段階で子供の心は深く傷ついています。
そのような中で相手を侮辱するような言動を子供の前でとるとより一層子供は傷つき、その後の性格に影がでることになると思います。

子供は、親が紛争しようがしまいが両親の事が大好きです。

人間的感情ではなく、動物的感情がそうさせているのかもしれません。

なぜならば、子どもは人間的感情をコントロールするにはまだまだ未熟だからです。

親の事情など考慮しません。

ですので、絶対に子供の前では、紛争を意識せる言動を極力避けて下さい。

 私の事例では、長女の心情を安定させる為に「長男が病院で入院しているから元妻はそれに付き添っている」と長女に言い聞かせていました。

無論、傍らに居る私の両親にも元妻の悪口を長女の前では言わないようにと口酸っぱく言い続けました。

私の実兄は小学校の教諭であるため、このことをよく理解してくれ、協力してくれました。

長女は紛争を意識することなく、保育園に通園する途中にある氏神様の前を通る度に「長男の病気が早く治りますように」と毎日手を合わせるほど、紛争を意識せず、生活していました。

当然、母親の事も長女は尋ねてくるので「母親は病院で長男の付き添いをしているんだよ」と説明すると、疑うこともなく、あっさりとそのことを受け入れました。

きちんとしたストーリーを立てていれば、突拍子もない子供の発言にも対応できます。

 先にも記しましたが、紛争の一番の被害者は子供です。

どうか、子供が現状以上に傷つかないように細心の注意と配慮をしてあげて下さい。

4.金銭解決が近道
 もしも、争いが金銭で解決ができそうなのであれば2〜3百万円くらいであれば支払ってしまったほうがよいと思います。
なぜかというと、争いが始まるとそのくらいの費用は掛かってしまうからです。

費用以外に時間・労力も当然必要です。

また、いがみ合う親の姿を子供は目の当たりにしなくて済みます。

「子供の為ならお金くらい平気だ」という方は、相手に対して悔しいこととは思いますが借金してでもお金での解決してしまったほうが全ての面で楽ですので、争う前にその後のリクスと照合して考えてみて下さい。

5.親権争いに法の下の男女平等はない

 親権争いに男女平等は現状ではありえません。

私も争いを進める中「母親優先」という言葉に随分と悩まされました。

男性は相当不利な状況からのスタートです。
子供が小さければ小さいほど不利です。
これはよく自覚してください。

そして「母親を超えるもの」を探しだし、それを武器に争いに臨んでください。

私が「母親を超えるもの」として選択したのは、「子供自身が選んだ環境と将来」でした。

今となって考えてみると、私の争いの大義は「子供の主張を守る」ことだったと思います。


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