本人も気がつかないうちに、家庭内のモラルハラスメントは始まっています。
突然スイッチが入ったかのような怒り・無視・察しろ、この3点セットが特徴です。
わけがわからず混乱しても察しないあなたが悪いと言われ理由は教えてもらえず、何を察しても悪者にされてしまう理不尽さに心が壊れていきます。
巷では、女性を被害者とした支援サイトが多いため、誤解もあると思いますが、男性が被害者となっているモラルハラスメントは、相当数あると考えています。また、人の心は日々悪意にさらされているような状況に耐えられるようにはできていません。
境界性人格障害のページも参考になさって下さい。 モラルハラスメントとは、精神的嫌がらせのことです。
最初のうちは、言葉以外の態度や行動で、相手の言動をそれとなく非難し、徐々に束縛し支配していきます。
そこで、被害者が自分を取り戻そうと抵抗すると、いよいよ精神的な暴力をふるいはじめます。この暴力は、中傷・無視・冷たいまなざし・罵倒などの精神的暴力であり、相手に責任を押し付けるような巧妙なやりかたで行われます。
モラルハラスメントの方法例です。
モラルハラスメントは、肉体的な暴力ではないため、非常に理解されにくい。
加害者は、その一つ一つをみれば、取るに足らない言葉や態度を通じて、被害者を苦しませたり屈辱感を抱かせたりします。
人は理解できないことは、自分が原因であると思い込みがちです。
なぜ愛し合って結婚したのにこのような関係になってしまったのか、自分の我慢が足りないのではないか、自分に落ち度があるのではないかと原因を自分にしがちですが、モラルハラスメントの問題は加害者の心にあるのであって、被害者に責任はありません。
まずは、自分を取り戻すことから始めて下さい。
専門家や経験者に相談をして、客観的に自分の状況を見つめられるようになることで、この問題に対する次のステップに進むことができるのです。
家庭内では、程度にかかわらず、このようなことが行われやすく、自分でも気がつかないうちに、被害者となっていることがあります。
また、相手の挑発に乗り、肉体的な暴力を振るってしまうことも考えられます。
しかし、社会は、肉体的な暴力には厳しく、精神的な暴力には寛容です。
注意して下さい。
次の特徴に10以上当てはまる場合には加害者の可能性があります。チェックしてみましょう。
□1.家族の絆や友情、愛情、職業的良心などを盾にとって、他の人々に罪悪感を抱かせる。
□2.他の人々に、常に完璧でなくてはならず、決して意見を変えてはならないと思わせる。また、あらゆることを知っていなければならず、要求や質問にはすぐに答えなくてはならないと思わせる。
□3.自分の欲求を満たすために、他の人々の道徳的な信条(礼儀正しさ、ヒューマニズム、連帯責任、反人種差別主義、善良、寛容、母親(父親)のあるべき姿など)を利用する。
□4.他の人々の性質、能力、人格を疑う。非難し、けなし、裁く。
□5.嫉妬する。それも他人に対してだけでなく、自分の子どもや配偶者に対しても嫉妬する。
□6.私たちに気に入られようと、お世辞を言ったり、プレゼントをしたり、ちょっとした世話を焼いたりする。
□7.他の人の同情を引くために、犠牲者であるふりをする。(病気を大げさに言う、周囲の状況の難しさを強調する、過労だという、など)
□8.自分の責任を他人に押し付ける。
□9.自分の要求、感情、意見などをはっきりと伝えない。
□10.曖昧な答え方をすることが多い。
□11.会話の途中で、主題を全く違うものに変えてしまう。
□12.対話や会合を避ける。
□13.人や物を介してメッセージを伝える(直接言う代わりに電話で言う、メモを残しておくなど。)
□14.自分の要求を隠すために、一見論理的な理由を持ち出す。
□15.人の言うことをゆがめて解釈する。
□16.自分に対する批判を認めようとせず、明白な事実も否定する。
□17.暗に、あるいはあからさまに脅す。
□18.自分の影響力を強くするために不和の種をまき、疑いを生じさせ、人々を仲違いさせる。カップルの仲を裂くことさえある。
□19.相手や状況によって、意見、態度、感情などを変える。
□20.嘘をつく。
□21.他の人々の無知につけ込んで、自分のことを優れていると思わせる。
□22.自己中心的である。
□23.言うことは論理的で筋が通っているが、その態度や行動や行き方は、それとは正反対のものである。
□24.しばしば、ぎりぎりの時になってから、頼みごとをしたり、命令したり、他の人々に行動させたりする。
□25.他の人々の権利や要求、欲求を考慮しない。
□26.他の人々の要求に対して(口では関心があるように言っていても)無関心である。
□27.まわりの人々に不安や不自由さを感じさせる。
□28.他の人々に、自分の意思ではしないようなことをさせる。
□29.自分の目的を達成する能力があるが、そのため他人を犠牲にする。
□30.その場に居ないときでも、絶えず人々の議論の的になる。
(参考:「こころの暴力 夫婦という密室で 支配されないための11章」イザベル・ナザル=アガ・紀伊国屋書店)
突然スイッチが入ったかのような怒り・無視・察しろ、この3点セットが特徴です。
わけがわからず混乱しても察しないあなたが悪いと言われ理由は教えてもらえず、何を察しても悪者にされてしまう理不尽さに心が壊れていきます。
巷では、女性を被害者とした支援サイトが多いため、誤解もあると思いますが、男性が被害者となっているモラルハラスメントは、相当数あると考えています。また、人の心は日々悪意にさらされているような状況に耐えられるようにはできていません。
境界性人格障害のページも参考になさって下さい。 モラルハラスメントとは、精神的嫌がらせのことです。
最初のうちは、言葉以外の態度や行動で、相手の言動をそれとなく非難し、徐々に束縛し支配していきます。
そこで、被害者が自分を取り戻そうと抵抗すると、いよいよ精神的な暴力をふるいはじめます。この暴力は、中傷・無視・冷たいまなざし・罵倒などの精神的暴力であり、相手に責任を押し付けるような巧妙なやりかたで行われます。
モラルハラスメントの方法例です。
●ダブルバインド‥‥二重拘束ともいう。二つの相反するメッセージが込められた矛盾したコミニュケーション。
●侮辱‥‥他人の自尊心を傷つける行為。
●孤立化と支配‥‥精神的な支配や束縛 支配をするためには,孤立化させる必要があります。
●無視など直接的なコミニュケーションの拒否
●会話を歪めたり、論点をすり替える
●あいまいな表現を用い、相手が誤解するように仕向ける。
●不機嫌をあらわにするなど、言葉や態度で不安な気持ちにさせる。
●侮辱‥‥他人の自尊心を傷つける行為。
●孤立化と支配‥‥精神的な支配や束縛 支配をするためには,孤立化させる必要があります。
●無視など直接的なコミニュケーションの拒否
●会話を歪めたり、論点をすり替える
●あいまいな表現を用い、相手が誤解するように仕向ける。
●不機嫌をあらわにするなど、言葉や態度で不安な気持ちにさせる。
加害者は、その一つ一つをみれば、取るに足らない言葉や態度を通じて、被害者を苦しませたり屈辱感を抱かせたりします。
人は理解できないことは、自分が原因であると思い込みがちです。
なぜ愛し合って結婚したのにこのような関係になってしまったのか、自分の我慢が足りないのではないか、自分に落ち度があるのではないかと原因を自分にしがちですが、モラルハラスメントの問題は加害者の心にあるのであって、被害者に責任はありません。
まずは、自分を取り戻すことから始めて下さい。
専門家や経験者に相談をして、客観的に自分の状況を見つめられるようになることで、この問題に対する次のステップに進むことができるのです。
家庭内では、程度にかかわらず、このようなことが行われやすく、自分でも気がつかないうちに、被害者となっていることがあります。
また、相手の挑発に乗り、肉体的な暴力を振るってしまうことも考えられます。
しかし、社会は、肉体的な暴力には厳しく、精神的な暴力には寛容です。
注意して下さい。
次の特徴に10以上当てはまる場合には加害者の可能性があります。チェックしてみましょう。
□1.家族の絆や友情、愛情、職業的良心などを盾にとって、他の人々に罪悪感を抱かせる。
□2.他の人々に、常に完璧でなくてはならず、決して意見を変えてはならないと思わせる。また、あらゆることを知っていなければならず、要求や質問にはすぐに答えなくてはならないと思わせる。
□3.自分の欲求を満たすために、他の人々の道徳的な信条(礼儀正しさ、ヒューマニズム、連帯責任、反人種差別主義、善良、寛容、母親(父親)のあるべき姿など)を利用する。
□4.他の人々の性質、能力、人格を疑う。非難し、けなし、裁く。
□5.嫉妬する。それも他人に対してだけでなく、自分の子どもや配偶者に対しても嫉妬する。
□6.私たちに気に入られようと、お世辞を言ったり、プレゼントをしたり、ちょっとした世話を焼いたりする。
□7.他の人の同情を引くために、犠牲者であるふりをする。(病気を大げさに言う、周囲の状況の難しさを強調する、過労だという、など)
□8.自分の責任を他人に押し付ける。
□9.自分の要求、感情、意見などをはっきりと伝えない。
□10.曖昧な答え方をすることが多い。
□11.会話の途中で、主題を全く違うものに変えてしまう。
□12.対話や会合を避ける。
□13.人や物を介してメッセージを伝える(直接言う代わりに電話で言う、メモを残しておくなど。)
□14.自分の要求を隠すために、一見論理的な理由を持ち出す。
□15.人の言うことをゆがめて解釈する。
□16.自分に対する批判を認めようとせず、明白な事実も否定する。
□17.暗に、あるいはあからさまに脅す。
□18.自分の影響力を強くするために不和の種をまき、疑いを生じさせ、人々を仲違いさせる。カップルの仲を裂くことさえある。
□19.相手や状況によって、意見、態度、感情などを変える。
□20.嘘をつく。
□21.他の人々の無知につけ込んで、自分のことを優れていると思わせる。
□22.自己中心的である。
□23.言うことは論理的で筋が通っているが、その態度や行動や行き方は、それとは正反対のものである。
□24.しばしば、ぎりぎりの時になってから、頼みごとをしたり、命令したり、他の人々に行動させたりする。
□25.他の人々の権利や要求、欲求を考慮しない。
□26.他の人々の要求に対して(口では関心があるように言っていても)無関心である。
□27.まわりの人々に不安や不自由さを感じさせる。
□28.他の人々に、自分の意思ではしないようなことをさせる。
□29.自分の目的を達成する能力があるが、そのため他人を犠牲にする。
□30.その場に居ないときでも、絶えず人々の議論の的になる。
(参考:「こころの暴力 夫婦という密室で 支配されないための11章」イザベル・ナザル=アガ・紀伊国屋書店)
■お客様の声
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- ローン付の自宅、子どもの意向、妻の不貞・モラハラ、と山積みの問題を解決して公正証書を作成し、協議離婚をした事例(41歳・男性)
- 妻からの暴言に耐えかねて離婚をした経験談(46歳男性)
- モラハラ離婚(42歳・男性)
- 身体的暴力(DV)と精神的暴力(モラハラ)の支配から離婚へ(51歳・男性)
- モラルハラスメントからの退避と離婚(47歳、男性)
- 母子密着とモラルハラスメント(35歳・男性)
- 統合失調症・境界性人格障害の妻と協議離婚(35歳・男性)
- 『境界性人格障害・モラルハラスメント』の妻との離婚
- 多重人格障害の妻との離婚
- 出産後、妻が豹変
- 離婚相談お客様の声(モラルハラスメント・別居後の内縁家庭に子が誕生)
- 妻からの身体的DVから脱出し,3人の子どもの親権者として調停離婚を成立させた事例
- 偽DVで悩まれている方へ
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- 境界性人格障害−17歳のカルテ−
- ■判例
- 婚姻破綻と別居期間
- 別居期間が1年余りの夫婦について婚姻を継続し難い重大な事由があるとされた事例
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