私は11月末に3回の調停を経て離婚した会社員35歳です。子供は5歳男の子です。結婚10年目でした。
今年、七夕の翌日に私が不在中の折、元妻は子供を連れて行き先も告げずに出て行ってしまいました。
元妻は預貯金全てを持ちだして家を出た為、当時私は本当に途方にくれておりました。

その後私は市民法律相談に足を運び、阿部先生に相談をしながら、ただ子供と会いたいとばかり考え、日々悶々と過ごしておりました。
私はなんとか調停成立までこぎつけたのですが、その道のりは非常に困難なものでした。
調停で元妻は偽DVを主張しつづけ子供との面接も拒否、常識外れな多額の慰謝料、婚姻費用、養育費を最後まで要求してきました。
しかし最終的には女性の調停員より「奥さんはDVといっているけど私は信じていませんよ」という言葉を頂けて思わず涙がでてしまいました。
慰謝料はなし婚費も養育費も概ね私の主張がとおりました。
親権はとれませんでしたが・・・。
面接回数も年4回と調書に記載することが出来ました。
相変わらず元妻は居所を隠しておりますが、面接不履行の場合家裁が責任もって妻の居所に履行勧告の書類を送付すると約束して頂けました。
1回目の面接は元妻の希望で来年8月以降とのことです。
会える保障はまだないのですが、とにかくその日を楽しみにしたいと思っています。
偽DVで悩まれている方に参考になればと私の体験を申し上げます。
■その1、DVと聞かされても、うろたえて関係機関に事実確認や無実を主張しない。あくまで弁護士等を通して確認すること・・・余計変な人と思われる 話の内容は相手に報告される
■その2、偽DVと思う人は逆に気づかない所で相手よりDV又はモラハラ等を受けていた可能性がある 我慢をしていたこと等を思い出して整理する
■その3、DV加害者の父親に子供は恐怖を抱いてなつかないはず、仲のよさなどご近所の方に証明してもらえる。(世間話程度の近所付き合いは最低必要)
■その4、親身に相談に乗ってくれる方を探すこと 例えば親兄弟、行政書士など メンタル面ケアの為 私の場合は上司同僚には話したが友人には話せなかった・・・
■その5、調停には裁判も見据えて弁護士を依頼すること DVを盾にされれば単独ではあまりにも無力すぎる。
最後に今回私が離婚に至った原因は「家庭を大切にすること=妻を大切にしている」と思い込んでいたことではなかったかと思われます。
家庭関係と夫婦関係は別物でした。反省しております。
子供を愛し妻を愛す、子供と暮らし妻と暮らす、子供と笑い妻と笑う、なぜ両立出来なかったのか悔しさで一杯です。
これから私は第二の人生を子供と会う日を数えるだけでなく、精一杯生きていこうと思います。
その生き様が子供に伝えられる様に頑張ります。
面接が出来たらまた報告いたします。
元記事/2005.12.05 Monday
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