離婚相談を受ける中でのよくあるケースをまとめてみました。
自分に当てはまるケースがあるかも!?
(1)増加傾向にあるケース
@ 出産後、実家から戻ってこないケースが増加している。
妻の実家が妻と子を扶養できる経済力を持っているため、手放したくなくなること、妻は実家にいれば家事から解放され子どもの世話も手伝ってもらえる。非常に心地よい。
A 離婚に伴う子どもに関する問題が増加している。
(家裁月報61・1−156:審判:子の監護に関する処分(監護権・面接交渉・養育費)平成10年1742件、平成19年4873件)
(家裁月報61・1−165:調停:子の監護に関する処分(監護権・面接交渉・養育費)平成10年12590件、平成19年22524件)
B 精神的自立ができていない。
妻は夫が生活費を出すことが当然と考え、離婚時に妻が生活に支出したお金を返せという。
(2)よくあるケース
@ お隠れになるケース
夫婦喧嘩をすると妻が実家に帰ってしまい、連絡手段を断つ。
代理人を立てて妻本人は夫と全く接触せずに離婚に至るケースもある。
A 出産後戻ってこないケース
出産に伴い妻が実家に帰り、そのまま帰ってこなくなる。
B 妻の実家密着。
妻に当事者意識がなく、親が娘の代弁者となる。夫婦喧嘩にも介入する。妻の実家近くに不動産を購入するよう圧力がかかる。
C うつや精神的疾患の増加
被害者意識が強く、攻撃性が出る。
D 不貞
出会い系サイトやオンラインゲーム、インターネットの発達により、そこで知り合った人と不貞関係になる。
E 異なる価値観の受け入れ拒否
お互いの価値観や常識の基準を受け入れられず自分の価値観が唯一絶対だという主張。