【相談事例お客様の声】
阿部先生のお世話になり、同居及び離婚を拒否する妻との不本意な別居生活に終止符を打つことができた私の場合の離婚協議プロセスを、同様な状況で悩んでおられる方のために簡単に以下に記させていただきます。
私が、初めて阿部先生のオフィスを訪ねたのは、妻との別居生活が2年半たったとき(別居生活を始めた当初の理由が無くなって半年たった頃)でした。
別居解消を妻にもその両親に申し入れても、こちらの期待する反応は得られず、妻はあくまでも実家での別居を継続する構えでした。
インターネットetc.でいろいろ調べてみて、妻の行為は、法に定める離婚原因にあたることまではわかったものの、実際に私が取るべき行動や離婚までの手順を頭に描くことができずに行き詰まっていたところ、HPをよく参考にさせていただいていた阿部オフィスが比較的近いところにあったこともあり、お世話になることにしました。(結果として、これは私にとって幸運なことだったと思います)
私の場合、離婚まで、(1)手紙等による協議と(2)調停による協議の大きく2ステップがありましたが、相談の初期段階で、私(と妻)の場合の環境や条件を把握・整理してもらった上で、全体を通した協議の進め方の青写真を描いて頂き、実際、その通りに進めることができました。
(1) 手紙等による協議(約1年):
この段階では、つい文面に個人的な感情が先走ってしまうところを、女性としての受け取り方も熟知されている阿部先生にチェックやアドバイスを頂きました。そのお蔭で、思ったより時間はかかったながらも、余計な感情的対立を最小限にして最短距離で交渉を進めることができたと思います。また、このときに先生のアドバイスに従って、私自身の考えや主張を第三者からも理解してもらえる文章として明確化し、かつ離婚条件や提案を妥当な範囲に設定できたことが、次に続く 調停でのスムーズな協議に繋がったと思います。
(2) 調停による協議(4回、約6ヶ月):
家庭裁判所での離婚調停に入ってからは、驚くほどスムーズに進展し、調停結果もほぼこちらの提案通りの解決となりました。
夫婦間という密室の中ではその関係の中で全てが相対化してしまい、不用意に相手の立場に立つと自分の主張の基礎がぐらついてしまいます。逆に、自分の主張・ 立場ばかりに固執して相手への理解や譲歩なしでは交渉が進展しません。自分のバランスや立場を如何に取るかということは、離婚交渉においてなかなか大変な課題です。そんな状況のなか、専門的知識が豊富でありながら、人の心の機微にも通じておられる阿部先生に支えて頂けたのは、心強い限りでした。
私の場合、一番しんどかったのは、正式に離婚を切り出すべきかどうか迷っていた時、離婚までの進め方が頭に描けなかった時までで、阿部先生に相談してから離婚が成立した今に至るまでは安定した精神状態でいられています。
短いですがこの私の体験談が、少しでもお役に立てば幸いです。(必要ないのが、一番いいのでしょうが・・・)
阿部先生、お世話になりました。本当にありがとうございました。

阿部コメント:同居を拒否しながらも離婚も拒否するケースは意外と多いものです。夫婦がお互いに納得している場合は問題ないのですが、一方配偶者の望む家庭が同居であった場合には「同居」・「離婚」・「別居」かの選択をすることになります。
本件については、相談者の軸がぶれず粘り強く説得を続けたことで、最終的に妻や周囲の人達の理解を得られました。
目標を定め、手段や条件は目標を達成するためのものだと割り切って柔軟に対応されたことが結果につながったものと思います。
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