離婚のことを子どもにどのように伝えたらよいのか悩みますよね。
タイミングやシチュエーション、何を説明すればよいのか、考えればキリがありません。
韓国には、離婚した父母に配布される、『子どもとの健康な出会いのための養育手帳』というものがあります。
その中に、子どもへの離婚の伝え方が記載されています。
参考になさってみてはいかがでしょうか。
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離婚することが決まった時には,両親が一緒に子どもにこのように話してください。
・離婚手続が終わったら,直ちに子どもに話してください。
・できる限り,両親が一緒に話してください。
・確実にいつ,なにを,話すのかを前もって計画した後で,言ってください。
・正直・正確に話してください。
・離婚に関して,簡単な理由を説明してください。ただし,子どもが理解できる範囲でのみ,話してください。
・相手方(父/母)に対する非難を,子どもには話さないでください。
・子どものために離婚するのではないことを強調してください。
・離婚後も,これまでと変わらず,子どもを愛するし,世話をしてあげることを話してください。
・離婚後も,これまでと変わらず家族であることを強調してください。家庭がなくなったことではなく,新しい家庭の形態を子どもに提供してあげることです。
・これまでと変わらず,そのままであることについて説明してください。
・今から起こる変化について具体的に説明してください。子どもにも心の準備をする時間が要ります。
・両親が家族を守ろうと努力した過程を,子どもに説明してください。
・子どもの感情を考えてください。
・いつでも,なんでも,子どもの話を聞いてください。
・1回以上話してください。
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以下、リンクの9ページ以下が「養育手帳」です。
http://www.ritsumei.ac.jp/acd/cg/law/lex/10-3/ninomiyakimu.pdf