お客様の声(内縁女性からみた本件離婚)
私は、「家族」とはいえない、戸籍上だけの「家族」をみてきました。
20年以上、直接の会話がない。同居どころか、電話をすることもない。
コミュニケーションというのは、余った年賀状に書かれた「保険証を送ってほしい」等の最低限の連絡か、ノートの切れ端に書きなぐった送金額の増額を要求する手紙だけでした。
何年も別居しているにも関わらす、自分の夫については何も関心がないというに本当に驚かされました。
父親は18年も子供達に会えませんでしたが、父方の祖父母も同様でした。
毎月、かなりの金額のお小遣いを20年以上送金し続けましたが、入学・卒業等の子供達の人生のお祝いに立ち会うことは一度もありませんでした。
祖父母として、どれだけ寂しかったことかと、心が痛みました。
子供達を「人質」にとられた形でしたが、阿部先生との出会いによって、人生のやり直しに踏み出すことができました。
同じ思いをされている方がたくさんいらっしゃるのではないかと思います。
「自分さえ我慢すればいい」「どんな状況であったも両親揃っていたほうがいい」というのは、いい選択肢ではないというのが、正直な感想です。
また、相手方のマインドコントロールで、異常な状況に気づいていないこともあるかと思います。
私達も、阿部先生に、送金額が多すぎること等、いろいろと教えていただくことができました。
また、相手方からの婚費調停についても、今までの半額で決着することができました。
これも阿部先生のアドバイスによるものです。
相手方から、私に対して、損害賠償請求をしてきましたが、それについても、弁護士の先生をご紹介いただき、裁判では、私からの支払義務はないという結果を得ることができました。
裁判は、相手方から私に対する損害賠償、こちら側からは、離婚を求める裁判の2つになりました。
これについても、弁護士の先生方によって、同時に審議すべきこととして、1つの裁判案件にまとめていただくことにより、私達の状況を裁判所によく理解していただくことができました。
紛争は2年にわたりました。
裁判については、弁護士の先生のお世話になりましたが、なによりも阿部先生に助けていただきました。
文書に関しても正確な指摘や、的確なデータの提供、それに加えて、いつもかわらず暖かく励ましていただきました。阿部先生との出会いがなければ、今はどんな状況になっていたか想像できません。
阿部コメント
(1)妻は夫を嫌悪して、家庭内での連絡事項はメモによる筆談であったところ、
夫は単身赴任となり、それを機に妻は嫌悪感を露わに夫の帰宅を拒否し、そのまま別居となり、婚姻費用を送金する以外の接触もないまま夫婦関係は形骸化し、夫は、別居後に知り合った女性と内縁家庭を築いていました。
別居から20年後、夫は妻と話しをする機会を得て内縁家庭があることを伝え、離婚手続きをすべく、家裁に離婚調停を申し立てました。
(3)ここから2年に渡る紛争が始まります。
調停では、妻は夫の提案した解決金の金額に納得できないという主張で不成立となり、
妻は、夫が妻の納得する金員を払わないならとばかりに、
内縁女性に慰謝料請求訴訟を提訴し、
夫が離婚訴訟を提訴したところ妻は離婚拒否に転じ、
結果は、内縁女性への慰謝料取り下げ・調停で提案した離婚給付額に50万円加算した解決金を支払う条件で和解離婚成立となりました。
結婚から別居まで13年、別居から22年を経て離婚成立です。
(3)親子の引き離しについて
別居を機に、夫は二人の子ども(別居当時12歳と10歳)と引き離され連絡も取れず、再会を果たしたのは18年後の子どもの結婚式です。
子どもの言葉。
「母は独裁者としての地位を確立するためにあなたを追い払ったのだ。電話番号も住所も教えずに連絡させないようにし、頼れるのは母だけという状況にした。あなたを追い払ったのは母で、子どもは洗脳されていただけとなぜわからなかったのか?」
以上
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