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子の深刻な状況に気づかない親【調査官が調査をする事例】


やるせない気持ちになる事例です。

調査官の家庭訪問の際に、わずか9歳の長女は調査官を自室に入れて、鍵を掛けた上で、「これまで、夫及び妻から体罰を受けてきたこと、現状はとても辛いこと」を具体的な出来事も交えながら話しました。

しかし、夫と妻は、子の調査結果を聞いても、これを相手を非難する材料としか扱わず、調査報告書に記載されたお互いの陳述内容を非難することに終始し、長女の心情や問題を省みることはありませんでした。

似たもの夫婦なのでしょうか、それとも辛い状況が続いて視野が極端に狭くなっているのでしょうか。

いずれにしても、長女の気持ちに配慮できる程度に気持ちの余裕がもてるよう、紛争の終結と生活の安定を取り戻すよう努力するしかありません。


阿部マリ


家裁月報64-10-78

【事例3】
事件名:夫婦関係調整(離婚)

当事者:申立人(妻)、相手方(夫)、長女(9歳)、長男(4歳)

調査事項:子の状況

子の調査に至る経緯:申立時に夫と妻は同居中で、妻は、夫による不貞、不貞発覚後の子らへの暴力などを理由に離婚を求めた。第1回調停後、夫が妻宅を出て別居が開始した。

妻によると、約半年前に夫の不貞が発覚し、夫及び妻の対立が激しくなった。

そのころ、夫が些細なことで長女に対して激怒し、長女の頭部を踏みつけるなどしたことから長女は放心状態となり、当日は夜尿も見られた。

ところが、その後、夫は、長女に「お母さんが離婚したがっている。」と話すなどして長女を取り込む言動をとるようになった。

そうしたところ、長女は、精神的に不安定となり、不登校気味となり、これまで以上に妻に反発したりするようになった。

妻は、長女に対して感情的になり、申立ての2ヶ月前には、思い詰めて長女に包丁を突き付け、「一緒に死のう。」と言った。

調停では、夫は、不貞や先の長女への暴力を否定し、自身の養育態度を肯定する発言を繰り返した。

そして、子らの幼少期から、妻は、子らに対して暴言や暴力を繰り返しており、虐待であると主張した。

これに対して、妻は夫の養育態度が長女を不安定にさせていると反論し、不貞を認めない夫を強く非難した。

このように、子の監護状況について、夫及び妻の対立は顕著であったが、夫は子らの引取りを求めず、また、妻は夫と子らとの面会交流を認める姿勢であったことから、離婚に向けて、子に関する条件は合意できる見込みとなった。

しかし、調停委員会及び調査官は、これまでの監護状況から、子らの福祉に深刻な問題が生じているおそれがあり、場合によっては、当事者に対し、子の監護の問題を指摘して改善を促したり、関係機関等と連携を図ったりする必要もあると考えて、第2回調停において、子ら(特に長女)の現在の心情を把握して話合いに反映していくことなどを目的として子の調査を行うことを提案した。

日時:2013年1月23日 11:55
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