出典:家庭の法と裁判24
2020年の家事事件の親権者変更の判例索引です。
2020裁判例索引(監護者指定・子の引渡し)
出典:家庭の法と裁判24
2020年の家事事件の監護者指定・子の引渡しの判例索引です。
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2020裁判例索引(審判前の保全処分)
出典:家庭の法と裁判24
2020年の家事事件の審判前の保全処分の判例索引です。
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審判前の保全処分(子の引渡し)の要件
1.高裁が保全処分を否定した判例
父が2歳の子どもを連れて実家に戻る形で別居をしたところ、母が子の監護者指定と子の引渡しおよび保全処分を申し立て、審判では子の引渡しの保全処分が認められたのですが、夫が抗告をしたところ、高裁は子の引渡しの保全処分を取り消した事案です。
原審判では、同居中の監護状況には父と母では大きな差異があり、妻が主たる監護者であること、妻と子の面会交流が遮断されていることが相当でないこと、妻と離れていることによる子の精神的な打撃が大きいことなどを理由として、妻の審判前の保全処分を認容した。
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フレンドリーペアレントルールが採用された松戸の判決
未成年者の親権者を、約5年10か月間未成年者を監護してきた母ではなく、年間100日に及ぶ面会交流の計画を提案した父と定めた上で、離婚請求を認容した事例
{離婚等請求事件、千葉家裁松戸支部平24(家ホ)19号、平28・3・29判決、一部認容、一部棄却(控訴)}
判例時報2309号
【主文】
一 原告と被告とを離婚する。
二 原被告間の長女A(平成××年××月××日生)の親権者を被告と定める。
三 原告は被告に対し、長女を引き渡せ。
四 被告は原告に対し、原告が長女と別紙「面会交流の要領」記載のとおりの内容で面会交流をすることを許さなければならない。
五 原告と被告との間の別紙年金分割のための情報通知書<略>記載の情報に係る年金分割についての請求すべき案文割合を0.5と定める。
六 原告のその余の請求を棄却する。
七 訴訟費用は各自の負担とする。
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